フジワラブログ

短歌とか、思ったことを書き残します

涙について(短歌5首)

 

 

観覧車の、頂点に着て心中を謳う 横浜は愛してくれない

 

 

 

 

銀色を教えてほしい 好きだった殺人鬼が乗っている翼の

 

 

 

 

上を向き涙を堪えると空から、「泣いてもいいよ」とハグしてくれた

 

 

 

 

「三月を真空パックで届けます。」サラダチキンの塩気とか月

 

 

 

 

死んでいる都会の川は夜になり人の生きている光を映す