フジワラブログ

短歌とか、思ったことを書き残します

砂(短歌5首)

 

 

 

砂を少々 空気にふれて光らせています親指についたままの

 


砂浜 君の足あとだけ泳いで脱出を試みている気がする

 


砂場みたいな、水を流して乾かせばまた無がやってくる手軽さを

 


スナイパー・ライフル頭に突き付けるにはせますぎる部屋に住んでる

 


砂肝、ひとりの夜ってこんなにもこんなにもかってなる味がする